ソーラン節とは日本で最も有名な民謡の一つで、元々北海道の日本海沿岸で漁師によって歌われていた伝統的な歌だ。
春になると、北海道の日本海沿岸にはニシン(英語:Herring)が大きな群れを作って、押し寄せてくる。江戸時代後期から昭和の初期にかけて、沿岸は群がるニシンを漁で賑わって、一攫千金を求める出稼ぎ漁師が多かったそうだ。漁師は過酷な肉体労働に耐えるため、冷え切った日本海で、「鰊場作業唄」(にしんばさぎょううた)の一節のソーラン節を歌いながら、ニシン漁をしたそうだ。
曲名の由来になった「ソーラン」という言葉は、漁師が網を引く時、掛けた声が元になっており、本来は特別な意味がなかった。しかし、ある言語学者は「ソーラン」の言葉がヘブライ語の単語の発音に似ている等ヘブライ語との関連性を指摘している。さらに、ソーラン節が古代イスラエルの行進賛歌であったという説も提唱された。興味深い説だが、これはこじつけに過ぎないという見解も多く、古代イスラエルとの関連性を否定している研究者もいる。
現代のソーラン節は歌と共に近代的な振り付けをアレンジしたもので、学校の生徒達によってよく踊られいる。様々なバリエーションがあるが、一般的にソーラン節の踊りは漁師が網やロープを引いたり、荷物を担いだりすることを表している。ミドルベリー大学の学生達も以前International Student Organization (ISO) Showでソーラン節を何度か発表している。そして、今学期の十一月にもまたISO Show 2011で十二人の学生達がソーラン節をするそうだ。
ISO Show 2007のソーラン節:http://www.youtube.com/watch?v=H1n4Xh9C9Dw
ジェニーちゃん!ブログのことは素晴らしいと思う!
これかれ、読んできて、ジェニーちゃんの記事に楽しむよ。
~和由
この記事といえば、ソラン節を教えてありがとう。一緒にやるのはありがたいことです。
確かに日本とユダヤ文化の関連性の話は面白くて尽きないと思う。
イザヤ・ベンダサン著(山本七平著)の『日本人とユダヤ人』は、面白いので良かったら読んでみてください。
眉唾だけど、ユダヤの「失われた10支族」の一つが日本人ではないのかという説もあるしね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E3%83%A6%E5%90%8C%E7%A5%96%E8%AB%96
(下の方のカタカナとヘブライ語の類似性はどうなんだろう・・・)
学生達の発表は楽しみです。練習頑張って下さい。