日本のスペースを上手に使う工夫

日本人は領土の70%が山なので、人が住める場所が少ない。Collins(1992)によると、日本でスペースはとても大事にされている。私も、吉祥寺のハモニカ横丁ですごく狭い料理屋でラーメンを食べたという経験をして、日本は狭い国だと感じたことがある。日本人はどうやってスペースを有効活用するかという点について調べるため、吉祥寺に行って調査をした。

フィールドトリップに行く前に、自分の経験からも日本のスペースの大事さを感じた。約一ヶ月前、フィールドトリップで吉祥寺のハモニカ横丁に行ったときに、ハモニカ横丁の通り道の細さと飲食店の狭さに驚いた。日常生活の中でもそう感じた。二層の駐車場みたいな大きい場所はもちろん、畳めるハンガーみたいな小さい場所までも、日本人はスペースを上手に活用している。 その他、日本ではスペースを有効活用のため、二つの用途がある商品は、特にアメリカと比べとると非常に多いということに気づいた。

二つの用途がある商品を探すため、吉祥寺のLOFTという店に行った。LOFTという店は日本全国で展開されている生活雑貨を扱うチェーンストアである。そして、吉祥寺のLOFTは東京で数少ない大型店の一つだ。私たちのチームの質問は「二つの用途がある商品の用途の一つも持つ商品ありますか」、「二つの用途がある商品は一つの用途がある商品に比べて、値段はどうですか」、そして「二つの用途がある商品は役立つと思いますか」の三つだ。

まずは、二つの用途がある商品を探してみた。二階に行って、わずか1分で見つけたことは意外ではない。 最初に見つけたのはiPhoneのケースだ。ミニスーツケースみたいなかわいいデザインのケースの中に、iPhoneとカードが別々に入る 。ここで私のチームの一つ目の質問の答えも出た。そういう商品があります。値段からみると、LOFTのiPhoneケースの中で一番安いのは980円のシンプルなシリコンケースで、この二つの用途があるiPhoneケースの二つ折りバージョンは2480円で三つ折りバージョンは2980円だった。しかし、同じスーツケースデザインのケースのみの商品がなかった。もしもこのデザインが好きなお客さんがいれば、この二つの用途をもつケースを買うしかない。付け加えたカード入れの部分は役立つと思う。

 そして、次に見つけた商品はマフラーだ。見つけたマフラーは、三つの用途を持っている。このマフラーはフード付きで、マフラーの両端に手袋として使える部分もある。三つの用途を持っているだけではなく、たくさんの使い方がある。パッケージには九つの使い方の写真がある。この熊のキャラクターのフード付きマフラーは2948円で、同じシリーズのマフラーは1575円だ。二つ以上の用途を持つマフラーは普通のマフラーより、約二倍高い。しかし、フードと手袋はそんなに役立たないと思う。マフラーとつながっているから、このマフラーを使う人の動きはかなり限られるかもしれない。

三つ目の商品はモケケというキャラクターのポーチである。二つの種類のポーチはモケケというキャラクターのかわいらしさを表している。一つの種類のモケケのポーチの裏にパスケースがついている。伸びる糸もポーチの上についているから、Suicaなどカードを入れて使うととても便利だ。 このマルチファンクションのポーチは1029円。しかし、同じデザイン、同じサイズの、もう一つの種類の糸とパスケースがなしのポーチは1050円。二つの用途がある商品が普段のものより安いのは珍しい。その理由はよくわからない。そして、この二つの用途があるモケケのポーチは普通のモケケのポーチより役に立つと思う。

このフィールドワークから、日本ではスペースを上手に使うため、さまざまな工夫をしたことが分かってきた。私は、日本人スペースを有効活用するためデザインした二つの用途を持つと商品は素晴らしいと思う。些細なところだが、お客さんにとってお金もスペース も節約できるからだ。

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