1. はじめに
1月17日に、石田先生と仲野様という二人のゲストをお招(まね)きしてお話を伺った。このレポートでは、まず、お二人がどのような方なのかを紹介した上で、お話を伺って私が考えたことを報告したい。
2. 石田先生のお話を伺って
この節では、今は日本語を教えていらっしゃる石田先生について報告したい。インタビューは敬語を用いた話し合いで始またので、とても先生らしいかなと感じた。これから、日本の文化における内と外の大切さが分かってきた。しばらくして、敬語の練習が終わった後、学生が石田先生に大学の生活についての質問をした。
(1)大学生の頃の石田先生
石田先生は国際基督教大学の学生でいらっしゃった。大学院も国際基督教大学にお入りになった。そのときに、国際基督教大学のキャンパスにある「Sibley」という寮に住んでいらっしゃったそうだ。
大学のときに、石田先生のお好きだったことはスポーツや男の人だったとおっしゃった。そのため、よく森でデートをなさったらしい。今吉祥寺は現在の国際基督教の学生のよくデートするところだ。しかし、石田先生の大学生の時に学生達はあまりお金がなかったし、二人しかいない状況が欲しかったし、デートをするために、大学のそばにある森に行ったとおっしゃった。石田先生によると、今は森にはカメラがあるし、吉祥寺に行ったほうがいいそうだ。石田先生がすごく寛容にデートや男の人についてお話し下さったので、私は少し驚いたし、うれしかった。
石田先生はバスケットボールのクラブに入っていらっしゃった。その時に女の人はあまりバスケットボールをしなかったらしい。ところが、石田先生の先輩がバスケットボールが大好きでいらっしゃったので、女性のチームをお作りになったそうだ。しかし、練習のための場所がなかったので、石田先生とそのクラブの人達は他の大学にいらっしゃなければならなかったそうだ。石田先生の経験から、性別の影響を感じた。
(2)卒業後の頃の石田先生
石田先生は国際基督教大学で日本語をお教えになった。国際基督教大学では教えるより、勉強する方が好きだとおっしゃった。なぜなら、大学生として、たくさん選択肢があったかららしい。例えば、好きな授業をとってもよかったということなどだ。
石田先生はアメリカでも日本語をお教えになった。どこかというと「Haverford」と「Stanford」という大学だ。Haverfordに住んでいらっしゃっていた時にハシエンダという種類の家があった。その家ではよく星をご覧になっていたので、その場所はきれいだそうだ。だが、その家の悪い点は雨が降った場合に天井からも雨が降ってきたということだとおっしゃった。家の中の嵐というイメージはすごく面白いと思ったから、頭に残っている。また、石田先生はアメリカに住んでいらっしゃった時にゴルフのし方をお習いになった。
アメリカと日本以外に、石田先生はフランスでもお住みになったことがあるらしい。その時、パーティにいらっしゃるためにフランス語を猛勉強なさったそうだ。しかし、面白いことに、石田先生によると、外国語を勉強する場合に、書き方や読み方を中心にした方がいいそうだ。それが話し方より大切だとおっしゃった。なぜなら、フランスからお帰りになってから一回しかフランス語を話すチャンスがなかったからだそうだ。一方、いつも年金についての手紙をお書きになっていたから日本にいらっしゃってもフランス語の書き方をよくお使いになったらしい。
ちなみに、他に石田先生の言語の習い方についてのご意見はアルファべットがある言語より、漢字がある言語の方が習いやすいということだった。そのため、中国語の方が、韓国語より上手でいらっしゃるそうだ。でも、私はオコーネルさんと同じで、その理由が事実かどうか信じないでしょう。
(3)現在の石田先生
今、石田先生はディスレクシアについて研究していらっしゃる。ディスレクシアについて色々教えて下さった。まず、日本でもディスレクシアは存在するが、日本の政府によると、日本人の中にはディスレクシアは問題になっていないそうだ。また、石田先生によると、日本語はディスレクシアがある人に優しいとおっしゃった。私は、それが本当かどうかもっと研究したい。なぜなら、私はいつもカタカナの「ミ」をかがみ文字にしてしまうからだ。
また、今もまだ大学生の友達とお会いになっているそうだ。その時によくゴルフをなさる。前に、ゴルフは男らしいスポーツで、ご主人がゴルフで遊ぶために行って、奥さんを一人で残したとおっしゃった。だから、その残された奥さんは「ゴルフ・ウィドー」と呼ばれる。そのため、石田先生は女の友達と一緒にゴルフをなさったからだ。ところで、石田先生はぜんぜん「ゴルフ・ウィドー」ではない。なぜなら、石田先生のお言葉を借りれば、「幸せなことに」、結婚していらっしゃいないからだ。
3. 仲野桂子様のお話を伺って
この節では、今はお母様を介護していらっしゃる仲野桂子様について報告したい。仲野様はユーモアのセンスを持ってコミュニケーションができるようにすることが好きな人ようだと思った。なぜかというと人々が仲野様の名前を書いて、時々人偏を付けることを忘れる場合に仲野様は名前の本当の書き方を教えるために「人でなしにしないで」とおっしゃるそうだからだ。それから、外国で住むのは役に立つ経験になるということが分かってきた。学生が仲野様に仕事や大学の時についての質問をした。
(1) 仲野様の大学の頃
石田先生と同じで、仲野様も国際基督教大学に入っていらっしゃった。その時には言語がご専門だったらしい。地理学も勉強なさった。もっと詳しく述べると、言葉と場所の関係にご興味があったそうだ。
大学の時に仲野様はアルバイトをなさった。国際キリスト教大学のキャンパスで色々な手伝いをなさった。まず、英語の家庭教師としてお働きになった。また、先生を手伝うために先生の子供とお遊びになった。ところで、大学生の時に仲野様はスポーツをなさったそうだ。なさったスポーツはテニスと、不思議なことに、ゴルフだったらしい。ちなみに、あまりまじめな学生ではなかったとおっしゃった。
仲野様は半年しか国際基督教大学のキャンパスにある寮に住んだことがないとおっしゃった。初めのは、大学の頃、仲野様は寮にお住みになりたかったが、東京から来た人はキャンパスに住んではいけないということになっていたので入れなかったそうだ。ところが、ゼネストがあったので、うれしいことに、寮に住めるようになったらしい。仲野様の言葉を借りれば、キャンパスにある「寮から色々なことが見えるから、いい経験だった」らしい。
実は、私も国際基督教大学の寮に住んでいる。個人的な意見だが、ここから考えられることは中野様の教えと違って、私にはあまり大切ではないのだ。なぜかというと、私が経験したのは汚いキッチンや長い会議などだからだ。だが、人によって、寮の経験は大変勉強になるかもしれない。
仲野様にとって、フィラピンに行ったことの他に大変勉強になった経験は韓国に行ったことだ。旅行は二週間だったらしい。行く前、韓国語や韓国の文化などを学ぶために講義を受けられて、韓国語を勉強なさったらしい。旅行中はホームストィをなさった。仲野様のホストファミリーは親切だったが、日本と韓国との関係は本当に大変だったので、他の学生は大変な経験をしたとおっしゃった。
(2) 卒業後の頃の仲野様
仲野様は国際基督教大学で先生でもいらっしゃった。楽しい経験だったそうだ。他の所でも教えになったことがあるらしい。例えば、フィリピンでも日本語をお教えになったらしい。
石田先生と違って、仲野様によると言語を学んだら、一番大切なことは文化を学ぶということだ。そうしたら、ぺらぺら話せるようになるかもしれないらしい。だが、仲野様の本当のご意見は生徒の目的によって、学ぶ方法を選んだ方がいいということだった。
ある日、仲野様はフィリピンで日本語を教える時を振り返っていらっしゃった。フィリピンにある大学の中野様の前の日本語の先生はすごく優しかったそうだ。その先生と仲野様と比べると、仲野様はちょっと厳しかったらしい。少なくとも、学生はそう思った。今から考えると、もっと優しくしたらよかったとおっしゃった。
私は仲野様の考え方が変わったことはすごく面白いと思った。なぜなら、よく授業の効果や楽しさについて考えるからだ。人々はよく厳しい授業の方がいいという意見を述べる。厳しい授業の中で、もっと勉強ができるからだ。ところが、私はその意見に賛成ではないのだ。個人的な意見だが、楽しい授業を受ける時に、一生懸命頑張って課題として、自分で研究することもある。そのため、楽しい授業を受けるからといって怠け者になるわけではない。
仲野様はフィリピン以外の国にも行ったことがあるそうだ。例えば、スイスやケニアやネパールやソマリアやフランスなどにお住みになったことがあるらしい。いらっしゃったことがある全部の中国の中で、一番住みやすいのは日本だそうだ。なぜかというと、日本人だからだとおっしゃった。
この意見を聞くと、色々なことをさせられた。まず、それは当たり前でしょうということを思った。私はアメリカになれているので、アメリカと日本とを比べると、アメリカの方が分かりやすくて、住みやすい国だと思う。一方、日本に来てから、アメリカもっとよくを見ることができるようになったと思う。つまり、日本にいるので、アメリカの文化と他の文化とを比べることができる。そのため、アメリカの悪い点が見えるだろう。そして、アメリカに生まれたが、アメリカは一番いい国ではないかなと思っている。もちろん、すべての国の中から、一番いい国を選ぶ前に、仲野様が旅行したほど国に行ったらいいと思う。
(3) 現在の仲野様
今、仲野様はお母様を介護したいので、趣味や仕事はあまりしていないということを説明なさって下さった。しかし、韓国語を勉強しているところだから、たくさん韓国のドラマをご覧になるらしい。他の趣味は動物公園に行くことだそうだ。趣味について話すと、お好きな人と一緒に何かをするということだと答えたということだ。