外来国語を勉強している時に、その言語の話者を理解させるためにはアクセントに注目するべきだ。このレポートでは、日本語と英語と比較して、アクセントに関する違いを紹介する予定だ。まず、英語のストレスが置かれているシラブルと、日本語のアクセントが置かれているモーラはどう違うかという点について3つの側面から説明したい。次に、日本語はトーン言語かどうかを説明したい。最後に、一般的な日本語を勉強している英語の母語話者と英語を勉強している日本語の母語話者のアクセントに関する間違いを例証するつもりだ。
まず、英語のシラブルと、日本語のモーラは同じような音のセットなのに、少々違う。その違いについて3つの側面を紹介したい。一番目の側面は何をセットに加えるかということだ。日本語の「モーラ」は子音と母音のセット、母音だけのセット、子音と「ゃ、ょ、ゅ」の小さい文字のセット、小さい文字の「っ」だけのセット、「ん」だけのセットがあるということだ。モーラと比べて、英語のシラブルは何を加えてもいい、と感じられる。例えば、英語で「and」という一つのシラブルがある言葉は日本語だったら、「アンド」は三つのモーラの言葉になる。二番目は、日本語より英語の方が、音の高低の種類が多いということだ。日本語は低いピッチと高いピッチしかないが、英語は低いピッチと高いピッチの間にいくつかのピッチがある。また、日本語でアクセントはモーラの前で起こる。しかし、英語でストレスはシラブルの中で起こる。三番目は、シラブルとモーラの長さについてのことだ。日本語で、全てのモーラは発音するために同じ時間がかかる。ところが、英語ではシラブルの長さではなく、入れたエネルギーが必要だ。この点と前の点を含めて、日本語では言葉を見分けるために高いピッチか低いピッチかということと音の長さに注目するべきだ。英語は、ピッチの程度とシラブルに入れたエネルギーに注目するべきだ。
日本語は「トーン言語だ」という説明は、日本語が中国語ほどトーンを使用していないのに、正しいと思われる。なぜかというと、日本語の中で高低アクセントによって、意味が違う言葉が存在している。例えば、箸と端と橋がある。全ては「はし」のモーラで作っているが、ピッチが違う。箸は、高いピッチで、次に低いピッチという具合だ。一方、端は、低いピッチで、次は高いピッチという具合だ。最後に、橋は、端と同じで低いピッチで、次も低いピッチという具合だが、次の言葉は低いピッチになっている。
最後に、上に挙げた発話のリズムの構成の違いについて考えて、日本語を勉強している英語の母語話者と英語を勉強している日本語の母語話者の発音エラーを例証するつもりだ。つまり、学習者の母語の発音は習っている言語の発音にどのような影響を与えるかという点を紹介したい。この情報は筆者の体験や研究からもらったので、このリストは全ての間違いや影響を紹介しないのだ。
一番目の紹介したいエラーは英語が母語の日本語を勉強している学習者に関することだ。この学生達はよく長い音と短い音を間違ってしまう。例えば、「呪文」と「十問」の違いは長い「う」の音だ。これ日本語では当たり前なのに、英語が母語話者にとって、聞きにくい。次に、英語が母語の日本語を勉強している学習者は低いピッチと高いピッチの間のピッチのエラーをよくしてしまう。英語母語者は話す時に多様なピッチをを入れて、変なリズムになる。最後に、日本語が母語で英語を勉強している学習者は英語の言葉を言うが、全部の子音の後、母音を入れるという傾向もある。例えば、そのような学習者は「street」と言っている場合に「ストリート」と言ってしまう。