クラスの詳細 (TESOL – Principles and Practices of Language Teaching)

学期の終わりに近づいてきたので、今学期に履修した授業の詳細を紹介していきたいと思います。以前にも紹介させていただきましたが、今学期に私が履修しているクラスは以下の6つです。毎週1〜2クラスを紹介していきます。

・Principles and Practices of Language Teaching

・Introduction to Classroom Observation

・Language Analysis

・Sociolinguistics

・Educational Research Methods

・CALL and Pedagogy


Principles and Practices of Language Teaching


クラス目標

言語学習者、教育者として自身が何者であるか

言語を担う教育者として、自身のゴールは何か

教師はクラスの中で何をし、なぜそれをするのか

学習者はクラスの中で何をし、なぜそれをするのか

「4技能」とはなにか

どのように上記の技能をクラス内で学習者に実践させるか

以上の5点を反映的に考慮できるようになる為にデザインされています。

また、これらの質問に対する答えを探す為にリーディング、観察に基づく批評、ディスカッション、レッスンプランニングと模擬授業をします。

このクラスで使用する教科書は主に2冊(以下参照)で、他にも指定された論文のリーディングがあります。

① Brown, H. D. (2007). Teaching by principles: An interactive approach to language pedagogy (3rd ed). Harlow, England: London/Pearson ESL.

② Kumaravadivelu, B. (2003). Beyond Methods: Macrostrategies for language teaching. New Haven: Yale University Press.

学期を通しての大きな課題は5つあり、学習者、教育者としての視点を反映する目的で与えられます。

  • Language Learner History

過去から現在に至るまでの言語学習経験について、学習と教授という観点からの小論文を書く。

  • Kumaravadivelu Teaching Activity

著者が提唱する10のMacrostrategyから1つ選び、そのMacrostrategyを反映させた30分のレッスンプランをたて、模擬授業をする。授業はビデオに録画され、フィードバックが他の生徒から与えられる。

  • Classroom Observation

語学学校に行き、クラス観察をする。その後、観察報告とそれをどのように教育現場に反映するか、クラスで学習した内容を交えながら(ex. 課題で与えられたリーディングとどのように関連をもたせるか等)論ずる。

  • Lesson Plan Unit

Kumaravadiveluの提唱するMacrostrategyを最低2つ盛り込んだ2つの連続したプランをペア又は個人で作成する。その他に、日常生活で使われているものをクラス材料として使用し、4技能(reading, writing, listening, reading)の2つ以上を学習内容として盛り込み、異なる学習者の多様な学習スタイルを考慮し、必要とあれば文法事項を学習内容に入れる。

  • Position Paper

5~7 ページで言語学習と言語教授について自身の信条を述べる。

以上の内容が週2回、15週間のサイクルで行われます。

課題の詳細について何か質問がありましたら、コメント欄に記入してください。出来る限り質問に答えられるようにしたいと思います。

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