先日の記事でTEDxMontereyについてお知らせしましたが、今回は、TEDの本場のConferenceをモントレー国際大学でライブストリーミングするイベントについてです。

TED Conferenceは、各界の著名な方が講演するので、参加費がかなり高く、とても一大学院生が気軽に参加できるイベントではなく、ライブストリーミングするのも登録が必要で、この登録料もそこそこのお値段です。しかしモントレー国際大学では、4月に控えたTEDxMontereyのイベントの一環として、学校がライブストリーミング登録をしたくれたお陰で、モントレーにいながら、このTED 2011 Conferenceを視聴することができました。TED Conferenceは、今年は「The Rediscover of Wonder」というテーマのもと、2月28日から5日間に渡って開催されました。どれも興味深い話だったのですが、特に興味深かったSession 6について書いておこうと思います。

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モントレー国際大学では、ビル・ゲイツも登場した3日目をストリーミングしました。一般開放されたイベントだったので、多くの人がTED 2011 Conferenceを楽しみました。個人的には、Session 6が非常に面白く、ビル・ゲイツがモデレーターを務め、4人の講演者がKnowledge Revolution（知識革命）というテーマのもと、自身のアイデアを語りました。

最初の登壇者は歴史家David Christian氏で、宇宙の始まりから人類の誕生を語り、自分の孫の世代に今までの世界の歴史を伝えるため、オンラインシラバスを作ることを語りました。次は、ナイジェリアの開発専門家であるAmina Az-Zubair氏が登壇。汚職をなくし、お金を開発プロジェクトに使うことで、ナイジェリアはミレニアム開発目標を達成できそうなところまできていることを語りました。3人目はポリオ撲滅に尽力しているBruce Aylward氏。天然痘とポリオの違いなどを語り、子供たちのためにもポリオ撲滅を必ず達成すると熱く語ってくれました。最後の登壇者は教育家のSalman Khan氏。ヘッジファンドに務めていた頃に、Youtubeを使った数学のチュートリアルを始め、今ではヘッジファンドを辞め、Khan AcademyというNPOを設立し、すべての子ども達が自分のペースで学べるクラスルームを実現する、と語ってくれました。

筆者はイベントに参加しながら、講演の内容を日本語に訳してツイートしていたので、それをまとめたものを載せておきます。

また過去のTED Talkで非常に興味深かったもののビデオも載せておきます。

[youtube OT9poH_D2Iw]