③ Language Analysis
このクラスは言語形式の特徴に対するアプローチと言語使用を研究(勉強)する授業です。特に、言語学の言語教育への応用に重点を置いています。
この授業の終了と同時に以下のスキルアップが出来るようになります。
- 人間の認知、相互作用(交流)、社会化、アイデンティティー建設における言語の役割を理解
- 実際に扱える程度の言語学の学説、説明、分析の中核となる知識の獲得
- 音声学、音韻論、形態論、統語論、意味論、語用論、言語行為論、談話分析に精通
- 言語学がどのように教育実践に影響を与え、啓発するのかの理解・認識 等
John Hedgcockによる授業で、教科書は以下の2冊を主に使います。
- Finegan, E. (2008) Language: Its structure and use (5th ed.). Boston: Thomson Wadsworth.
- Gee, J. P. (2005). An introduction to discourse analysis: Theory and method (2nd ed). London: Routledge.
生徒は授業前に1の教科書を1チャプターずつ読み、それをベースにした授業が教授のパワーポイントによって行われます。私の居たセクションは10人程の少人数クラスだったため、分からない所はすぐに対応してもらえました。また、授業中のディスカッションも一人一人が発言し、意見交換が活発にされました。
このクラスでの課題は
- 教科書の各章の最後にある練習問題の提出
- 定期テスト(2回)
- Interaction Analysis – 談話分析(30分のスピーチサンプルを集め、3分間の会話を書き起こし、その会話について分析をする)
の3点です。課題によってこの分野の知識を深めるとともに、生徒の今までの言語学習、教授経験と関連づけられるとても英語教育に直接的に関連のあるチャレンジング且つ楽しい授業でした。